中学受験は、小学生の受験生本人にとっても保護者にとっても人生の一大イベントです。勉強のプレッシャーや不安と日々向き合う中で、努力や友情、家族の支えといった前向きな要素を描いた物語に触れることは、親子ともに大きな励みになります。今回は、漫画・書籍(実話やエッセイ)・小説・アニメ・ドラマといった各メディアから、中学受験を題材にした作品をご紹介します。
どの作品も受験生のやる気を引き出し、親子で前向きに頑張るヒントを与えてくれるものばかりです。それぞれ簡単なあらすじと、そこから得られるモチベーション要素についてコメントします。ぜひ親子で楽しみながら、ご自身に合った合格への活力を見つけてください。
漫画編 📚
『二月の勝者 -絶対合格の教室-』(高瀬志帆)
名門中学校合格を目指す小学生たちと、“最強最悪”とも称されるスーパー塾講師・黒木蔵人が織りなすリアルな中学受験ストーリーです。
黒木先生は一見冷徹ですが、その指導は的確で愛情に裏打ちされており、生徒の成績を着実に伸ばします。受験テクニックや最新の入試事情、塾業界の裏側まで詳細に描かれており、保護者にとっても参考になる点が満載です。
また、受験を通じて親子の絆が深まるエピソードも多く、親子でこの漫画を読むことで受験勉強の辛さを共有し、お互いを励まし合うヒントが得られます。現実の中学受験さながらの緊張感と、人間ドラマに引き込まれる傑作で、2021年には柳楽優弥さん主演でテレビドラマ化もされました(ドラマでも黒木先生の名言が話題になりました)。
『すずめの学校』(今日マチ子)
中学受験をテーマに、6年生になる直前の小学生3人を主人公に描いたハートフルな漫画です。
作者の今日マチ子さん自身が中学受験の経験者で、作品では子どもの目線を大切にして物語が進みます。大人が良かれと思って受験させても、子ども自身が「なぜ受験するのか」を考え、「自分で選んだんだ」という納得感がないと本当の力は出せない――そんなメッセージが込められており、物語の中で子どもたちは成長する中で「学ぶ意味」を自分なりに見つけていきます。
物語は受験本番を迎える直前で終わりますが、結果よりもそこに至るまでの親子の成長に焦点を当てた温かい内容です。「親と子の成長の物語」と評されるように、受験を通じて親子双方が学び、絆を育む過程に共感できるでしょう。親としては「子どもにとって本当に大事なことは何か」を考えさせられ、子どもにとっては「勉強する理由」を見つめ直すきっかけになる作品です。
『ドラゴン桜』(三田紀房)
中学受験ではなく大学受験が題材ですが、受験漫画の金字塔ともいえる名作なのでご紹介します。
偏差値の低い生徒たちを型破りな方法で東大合格へ導く弁護士・桜木建二の物語で、勉強方法からメンタル管理、試験当日のテクニックまで実践的なアドバイスが満載です。落ちこぼれだった主人公たちが桜木の指導のもとで努力を重ね、自分の可能性に気づいて夢に向かって突き進む姿は痛快で感動的。
「最初は自信がなくても、正しい方法で努力すれば道は開ける」というメッセージは、中学受験生にも通じる普遍的なものです。読むと自然と勉強のコツを掴めるような気持ちになり、やる気と希望が湧いてきます。
また桜木が説く「教育の力」は「子どもの可能性を引き出し未来への道を開くものだ」と保護者にも教えてくれるので、親御さんにとっても改めて教育の大切さを考えさせられる作品です。
漫画原作のドラマ版(2005年・2021年放送)も大ヒットし、多くの視聴者に勇気と希望を与えてきました。
書籍編(実話・エッセイ)📖
『下剋上受験』(桜井信一)
サブタイトルは「両親は中卒、それでも娘は最難関中学を目指した!」。著者である桜井信一さん本人(娘さんの父親)の実体験を綴った感動ノンフィクションです。
代々高校進学すらしてこなかった家庭に生まれた小5の娘・佳織ちゃんが「中学受験したい」と言い出し、学歴のない父親が独学で娘を教えながら二人三脚で最難関中学合格を目指す物語です。塾に通わず親子で猛勉強する約1年半の奮闘は笑いあり涙ありのドラマさながらで、2017年には阿部サダヲさん主演でホームドラマとして映像化もされました。
この本の魅力は何と言っても家族の絆と努力です。中卒の父が毎晩遅くまで娘と勉強し、一家全員で合格を勝ち取ろうとする姿には心を打たれます。その過程で親子がぶつかり合いながらも成長し合う様子は感動的で、受験の厳しさだけでなく家族の温かさ・支え合う尊さを教えてくれます。
「親子で力を合わせれば偏差値だって覆せる!」という実話に、読む側も大きな勇気と希望をもらえるでしょう。勉強法の工夫や生活リズムの改善など具体的な取り組みも書かれているので、親御さんには参考書的な面でもおすすめです。

うちの子も勉強に疲れたときやモチベーションがあがらないときに、よくこのドラマ動画を見ていました。
境遇が少しだけ似ていたからだと思いますが、なかなかドラマのように親子で猛勉強するのは難しいですよね。
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称『ビリギャル』、坪田信貴)
こちらも中学受験ではなく高校生の大学受験体験記ですが、非常に有名な実話本なので参考までに紹介します。
元ヤンキーギャルの女子高生・さやかが、塾講師との出会いをきっかけに猛勉強を開始し、なんと1年で偏差値を40アップさせて慶應義塾大学に合格するまでを描いたノンフィクションです。遊んでばかりで小4レベルの学力しかなかったさやかが、母親の決意で塾に通わされ、熱血講師の指導で仲間とともに勉強に打ち込む中で、次第に自分の未来に真剣に向き合っていきます。
時には挫折しそうになるものの、様々な障壁を乗り越えて合格へ突き進むさやかの姿は痛快で、崩れかけていた家族の絆までも取り戻していきます。汗と涙と笑いに満ちた青春ストーリーであり、「どんなに成績が悪くても、やり方次第で道は拓ける」ということを教えてくれる一冊です。
特にお母さんの献身的なサポートも感動的で、親としても学ぶ点が多いでしょう。2015年に有村架純さん主演で映画化されており、親子で視聴して「最後まで諦めないこと」の大切さを共有するのも良いですね。
小説編(フィクション)📗
『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』(早見和真)
2023年刊行の最新作で、中学受験に挑む小学6年生の娘とその家族を描いた感動長編小説です。
主人公の十和(とわ)は明るい母・優しい父・かわいい妹に囲まれながらも、家族の幸せの形が見いだせず心が荒れていました。半ば強引に母親に中学受験を決められた十和は、悩みを抱えながらも「絶対に後悔したくない!」と受験勉強や親友との関係、家族の問題に向き合っていきます。
小学校最後の夏休み、十和の感情が爆発してしまう事件も起こり、一時はバラバラになりかける家族。しかし物語を通じて家族それぞれが自分と向き合い、本当の思いやりや絆を取り戻していきます。
中学受験を通して家族が共に成長していく姿が感動的で、勉強や合格以上に大切な「家族の幸せの形」とは何かを問いかける作品です。読後には胸が熱くなり、「受験はゴールではなく家族の物語の一部なのだ」と気付かされるでしょう。
書店員さんからも「家族が一体となり受験に向かう姿が読者の心に火を灯す」「家族愛にあふれ、明日への希望につながる。全受験生と親御さんに捧げたい一冊」と絶賛されています。親子で読めば、お互いへの思いやりと勇気がきっと湧いてくるはずです。
『翼の翼』(朝比奈あすか)
中学受験生の保護者の間で「あるある!」と共感を集めているリアル志向の小説です。
小学2年生で全国模試を受けたことをきっかけに中学受験の世界に足を踏み入れた少年・翼と、その家族を描きます。県立高校出身の母親と、中学受験経験はあるものの第一志望に落ちた過去を持つ父親という家庭で、翼が8歳・10歳・12歳になる各年代ごとに物語が進みます。
中学受験にのめり込む親の姿や、子どもの心情変化が非常にリアルで、受験に挑む多くの家庭が感情移入できる内容です。成績に一喜一憂する親、周囲との比較で焦る親子、エスカレートしていく教育熱…中学受験の光と影が赤裸々に描かれ、「うちも気を付けなきゃ」と考えさせられる部分もあるでしょう。
しかし同時に、親子で必死に目標に向かう熱意や、努力する中で見えてくる成長も丁寧に描かれており、読み終えると不思議と爽やかな気持ちが残ります。「ここまで頑張ったんだから大丈夫」と背中を押してくれるような要素もあり、特に親御さんには学ぶところが多い小説です。
『金の角持つ子どもたち』(藤岡陽子)
小6から受験勉強を始めて、日本一偏差値の高い中学校に挑戦することになった少年・俊介の物語です。
幼い頃からサッカー一筋だった俊介が、ある想いを胸に受験に挑むことを決意します。高卒認定すら持たない主婦の母と平凡な会社員の父というごく普通の家庭で、塾代を工面するために母親が下の子を預けてパートに出るなど、家族が一丸となって俊介を支える様子が描かれます。
塾に通い始めた俊介はメキメキ成績を伸ばしますが、その陰には彼が中学受験に挑む本当の理由があり、そして彼を熱心に指導する塾講師・加地先生にも深い背景があります。物語が進むにつれて明かされるその理由や背景に胸が熱くなり、俊介と先生が共に真剣に挑む姿に読者も心を動かされます。
「遅いスタートからでも、強い意志と支えてくれる人がいれば目標に届く」ことを教えてくれる一冊で、最後はきっと勇気をもらえるでしょう。
『きみの鐘が鳴る』(尾崎英子)
小規模の進学塾「エイト学舎」に通う6年生の男女5人が主人公の青春小説です。
体操クラブでの人間関係に悩み転塾してきた女の子・つむぎをはじめ、厳格な父に管理される子、発達特性のある子、中学受験がうまくいかなかった姉と比べられる子、ゲーム感覚で最難関校を目指す子など、成績も個性も様々な5人が切磋琢磨して合格を目指します。
著者自身も親子で中学受験を経験していることもあり、子ども達の心理描写や親の思いがリアルで臨場感たっぷりです。塾という小さな社会で起こる葛藤や友情、ライバル心が丁寧に描かれ、読めば「自分だけじゃない、みんな悩みながら頑張っているんだ」と受験生本人も共感し、勇気づけられるでしょう。5人がお互いに支え合い励まし合うストーリーは清々しく、まさに「友情と努力」で困難に立ち向かう少年少女の成長物語です。
保護者が読んでも胸が熱くなる展開で、親子で回し読みして感想を語り合うのもおすすめです。
『さよなら、田中さん』(鈴木るりか)
中高一貫校に通う現役女子中学生(当時14歳)が著した短編連作集で、その最後に収録されている中編「燃える牡丹」に中学受験を題材にした物語があります。
主人公の三上くんは中学受験塾に通う小学6年生ですが、成績順で最下位クラスにいて、陰では塾講師たちから「お客さん」(授業料を払うだけで合格可能性の低い生徒)と呼ばれてしまうような立場です。それでも、エリート校に通う兄を持ち小学校受験の失敗から「中学受験でリベンジしろ」と言われる彼は、必死に食らいついて勉強を続けます。
塾での悔しさや家庭でのプレッシャーに葛藤する姿は切ないですが、著者が10代だけあって文章は平易で読みやすく、テンポよく物語が進みます。報われないように見える子にもドラマがあり、努力は無駄じゃないと感じさせてくれるストーリーで、短時間で読めるので受験勉強の合間の気分転換にもピッタリです。
弱い立場の子にもしっかりスポットを当てている点に温かみがあり、「どんな子でも自分の物語の主人公なんだ」と受験生を励ましてくれるでしょう。
アニメ編 📺
中学受験を真正面から扱ったアニメ作品は多くありませんが、「勉強って意外と面白い!」「努力するってカッコいい!」と思わせてくれるアニメはたくさんあります。息抜きとして楽しみながらモチベーションアップにつなげてみましょう。
『ぼくたちは勉強ができない』(筒井大志 原作)
通称「ぼく勉」。
こちらは高校生が大学受験に挑むラブコメディですが、苦手科目を克服して志望校合格を目指すという受験ストーリーが軸になっています。
主人公の唯我成幸は貧しい家庭の高校3年生。成績優秀だがクセの強い同級生(天才だけれどそれぞれ志望分野の科目が大の苦手な女の子たち)の家庭教師を引き受け、一緒に勉強に奮闘します。
勉強そっちのけでドタバタな日常もありますが、各キャラクターが不得意教科に向き合い努力する姿は微笑ましく、「誰にでも苦手はあるけど頑張れば伸びる」という前向きなメッセージが伝わってきます。
受験生目線で見れば、「自分だけじゃないんだ」と共感できたり、「もっと頑張ろう!」と素直に思えたりするでしょう。笑いながら勉強のコツも学べてしまう作品なので、勉強の合間のリフレッシュにおすすめです(※内容に一部ラブコメ要素がありますが、中学生でも楽しめるライトなものです)。
そのほかの注目アニメ
勉強意欲を刺激する作品としては、科学の知識が楽しく身につく『Dr.STONE(ドクターストーン)』や、人体の仕組みを擬人化して学べる『はたらく細胞』なども人気です。直接受験勉強の題材ではありませんが、「知るって面白い!」と感じさせてくれるストーリーは、結果的に勉強への興味・関心を高めてくれます。
歴史に興味を持てるアニメとしては『ねこねこ日本史』(歴史上の人物をネコで描くユーモラスなNHKアニメ)もあり、楽しみながら社会科の知識が身につくと評判です。
息抜きの時間にこうした作品を親子で鑑賞し、「こんなこと知ったよ!」と会話すれば、自然と勉強モードへの良いスイッチになるでしょう。
ドラマ編 🎥
『二月の勝者 -絶対合格の教室-』(日本テレビ・2021年)
前述の同名漫画を原作としたテレビドラマです。
主演の柳楽優弥さんがスーパー塾講師・黒木蔵人を熱演し、「子どもを合格させるためなら親をも洗脳する」と豪語する黒木先生の名ゼリフが話題になりました。ドラマ版では塾講師の奮闘だけでなく、塾に通う様々なご家庭の事情や親子の葛藤も丁寧に描かれています。
中学受験に全てを懸ける家庭、経済的な負担に悩む家庭、受験に懐疑的な家庭など、多様な登場人物たちが登場し、「受験を通して親子がどう向き合うか」を考えさせられる内容でした。漫画同様、勉強法や受験テクニックのリアルさも好評で、「今どきの中学受験ってこうなんだ!」と保護者世代にも発見が多かった作品です。
受験生にとっても黒木先生の言葉は背中を押してくれるものが多く、親子でハマったという声が多数ありました。
『下剋上受験』(TBS・2017年)
上記のノンフィクション書籍を原作としたホームドラマです。
阿部サダヲさんと深田恭子さんが中卒夫婦、山田美紅羽さんが娘・佳織役を演じ、笑いあり涙ありの家族劇に仕上がっています。
偏差値41の娘を最難関中学に合格させるべく、父・信一が自ら参考書を買い込み猛勉強して教えるというストーリーで、「親子二人三脚の受験」をコミカルかつ感動的に描いています。ドラマならではの演出で、勉強を教える父の奮闘ぶりがユーモラスに描かれる一方、回を追うごとに親子の絆が深まっていく様子にほろりとさせられます。
中学受験というとどうしてもシリアスになりがちですが、このドラマは笑って泣けて、見終わった後に「よし、うちも頑張ろう!」と前向きな気持ちになれるとの声が多いです。家庭でのサポートのヒントも随所にちりばめられているので、親御さんが観ても得るものが大きいでしょう。
『受験の神様』(日本テレビ・2007年)
父子家庭の小学6年生・梅沢広とその父親が、近所に住む中学3年生の天才少女・菅原道子から受験指導を受ける一年間を描いたドラマです。
道子は“伝説の家庭教師”と呼ばれるほどの受験のカリスマ中学生で、依頼を受けた広に奇想天外な特訓を課していきます。例えば自分の名前をひたすら書かせたり、リビングを勉強部屋仕様に模様替えしたり、徹夜勉強をさせたり…型破りな指導に最初は戸惑う広とお父さん。
しかし回を追うごとに道子流の狙いや愛情に気づき、親子で成長していきます。「子どもに本当に必要な力とは?」をコミカルなやり取りの中で考えさせられる内容で、父親役の山口達也さん、家庭教師役の成海璃子さんの掛け合いも微笑ましく楽しめます。
頑張るのは子どもだけでなく親も一緒なんだ、と教えてくれるドラマであり、親子二人三脚で受験に挑む尊さを明るく描いてくれるのが魅力です。勉強が辛くなった夜に親子で笑いながら観て、「明日からまた頑張ろう!」と思える心温まるホームコメディとなっています。
『勝利の女神』(フジテレビ・1996年)
少し古い作品ですが、中学受験ブームの黎明期を映した名作ドラマとしてご紹介します。
中学受験をする小学生向けの学習塾が舞台で、学歴第一主義で受験指導に邁進するエリート塾講師・片桐(演:陣内孝則)と、子どもたちの心や個性を大切にする学生バイト講師・吉本(演:中居正広)の対立を軸にストーリーが展開します。
勉強のやり方一つ取っても「結果最優先」派と「子どもの自主性重視」派でここまで違うのか、と考えさせられる内容で、教育方針の是非を問うテーマは現代にも通じます。当時の中学受験事情が分かるだけでなく、時代が変わっても受験に立ち向かう子ども達の気持ちや姿勢は変わらないものだと教えてくれる作品でもあります。
塾講師たちの熱血ぶりや子ども達の健気な努力は今見ても色褪せず、親世代には懐かしく、子世代には新鮮に映るでしょう。「昔はこんな感じだったのね」と親子で話しながら視聴するのもおすすめです。受験期間は長い戦いになりますが、たまにはドラマで気分転換しつつ英気を養い、最後の「勝利の女神」を微笑ませましょう。



親の世代としては、このドラマですね。
とても好きで再放送も含めて、よく見ていました。
中居正広さんも芸能界を引退して、このドラマを見れる機会はないでしょうが、もう一度見てみたいです。
どの作品からも得られるエッセンス
中学受験を舞台にした物語には、「努力は人を裏切らない」という普遍的なテーマが通底しています。主人公たちは皆、壁にぶつかりながらも努力と工夫で道を切り拓き、支えてくれる人々への感謝を学んでいきます。
受験生本人にとっては、登場人物と自分を重ね合わせることで「自分ももうひと踏ん張りしよう!」という前向きな気持ちが芽生えるでしょう。保護者の方にとっても、我が子を応援する立場として共感できる場面や、子どもへの接し方のヒントが見つかるはずです。
「勉強は辛いもの」ではなく「目標に向かって挑戦する尊い時間」だと捉え直すことで、残りの受験期間も前向きに走り抜けられるでしょう。親子でぜひこれらの作品に触れながら、心の栄養とやる気をチャージしてください。合格という春が訪れるその日まで、物語の登場人物たちとともに、努力と友情と家族愛のパワーで駆け抜けましょう!
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